暁 〜小説投稿サイト〜
永遠の謎
559部分:第三十三話 星はあらたにその四
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「ですからどうぞ」
「わかりました。そこまで仰るのなら」
 カインツもだ。そこまで言われてはだった。
 ホルニヒの言葉に応え宝石を受け取った。ホルニヒはその彼にさらに言った。
「そしてです」
「そしてとは」
「陛下は貴方をリンダーホーフにお招きしています」
「リンダーホーフ。あの城に」
「既に車券は用意しています」
 鉄道のだ。それも既にだというのだ。
「ではどうされますか」
「宝石はもう受け取らせてもらいました」
 カインツはこのことから答えるのだった。考える顔で。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ