559部分:第三十三話 星はあらたにその四
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「ですからどうぞ」
「わかりました。そこまで仰るのなら」
カインツもだ。そこまで言われてはだった。
ホルニヒの言葉に応え宝石を受け取った。ホルニヒはその彼にさらに言った。
「そしてです」
「そしてとは」
「陛下は貴方をリンダーホーフにお招きしています」
「リンダーホーフ。あの城に」
「既に車券は用意しています」
鉄道のだ。それも既にだというのだ。
「ではどうされますか」
「宝石はもう受け取らせてもらいました」
カインツはこのことから答えるのだった。考える顔で。
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