第四章
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とあの店に戻るか」
「そうしよか」
二人で話してだ、そしてだった。
二人は大左衛門にこう言った。
「今からあるお店に行くからな」
「そのお店の中探すんや」
「絶対にそこに社あるで」
「赤い社がな」
「本当だな」
「ああ、そやからな」
「今から行くで」
こう彼に言ってだ、そしてだった。
大左衛門は香菜が左肩に乗せて店に向かった、親父は相変わらず悪い顔で店を営業していた。その人相はエルフと人間の違いこそあれど日本のマスコミ関係者の様な下品で下卑た感じのものである。原発事故を起こした元総理大臣のそれにも似ている。
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