第七千四百七十八話 そういえば大阪じゃない
[8]前話 [2]次話
第七千四百七十八話 そういえば大阪じゃない
阪神最下位の原因を突き止めてからです、連合国の面々は大阪にあらためて尋ねました。その尋ねることはといいますと。
「阪神は大阪にないぞ」
「親会社の本社は大阪にあるあるが」
「路線も大阪からはじまってるけれどね」
「それで何で大阪の球団なんだ?」
「あっ、大阪タイガースっていう名前やった時期もありまして」
大阪は連合国の面々に説明しました。
「あとやっぱりあのチームの不思議な魅力で」
「大阪の球団になったんだな」
「パリーグの三球団を凌駕したあるか」
「南海、阪急、近鉄を抑えたんだね」
「もう三つの球団全部なくなったしな」
「南海なんか今福岡で大成功してるしな」
「南海、つまりホークスにはシリーズで勝ったことありませんけど」
スタンカさんの二日連続完封、甲子園での王監督の胴上げ、抗議の横での胴上げとどれも伝説になっています。
「昔は人気圧倒してました」
「あの魅力のせいで大阪のチームになるのは凄いな」
イギリスも思うことでした。
「かく言う俺達も何だかんだで相談に乗って観戦してるしな」
「阪神は魅力は凄いんです」
勝っても負けても華があります、リアル吐き気を催す邪悪巨人と違って。
第七千四百七十八話 完
2018・12・23
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ