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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica29-A大隊の罠〜Target〜
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性だからな。ここで降りようと思えばそれで構わないし、行きたいと思えば誰も拒絶はしない。むしろ喜ぶと思うが・・・」

「ミウラさん、一緒しませんか? もしかすると修行になるかも?」

「修行・・・!」

リオがミウラさんにそう耳打ちしたのが聞こえて、ミウラさんの目が輝いた。そしてエルスさんには、「この子たちとの関係が浅いからという理由なら考え直した方がいい」ってルシルさんが言葉を掛けた。

「確かに今はまだ出会って初日だろうけど、今年のインターミドルから数年は君のライバルとなり、いつか試合をする日が来るだろう。たまたま初日にイベントが発生しただけだ。遠慮なく参加すればいい」

「ルシルさんの言うとおりだぜ。オレもちびっ子たちとそう何度も会ってねぇし、ジークに至っちゃお前と同じで今日初めてだぜ?」

「ジークは一応関係者なのだから、あなたやエルスさんとは事情が違うのだけど・・・」

「細けぇ事言うんじゃねぇよ」

ルシルさん達にそう言われたエルスさんがわたし達の方を見て、「では私も一緒に行かせて貰いますね」ってメガネをクイッと上げた。だからわたし達は「ぜひ!」って笑顔で応じた。ミウラさんも「ボクも行きます!」って挙手した。

「この場に居るメンバー全員だな。じゃあちょっと連絡を入れてくるよ」

そう言ってルシルさんが応接室を出て行った。待ってる間にお茶をお代わりをルーツィエさん達から貰って時間を潰してると、「待たせた」ルシルさんが戻ってきて、無限書庫への立ち入り調査の許可と、宿舎の2人部屋をいくつか借りられたことを伝えてくれた。

「本局行きの航空チケットも予約しておいた。中央次元港の1番ターミナルで、出航時刻は少し早いが8時45分発になる。チケットデータを送信するから、携帯端末を出してくれるかい?」

わたしは「クリス!」に、アインハルトさんも「ティオ」にお願いして、コロナ達もヴィクターさん達もデバイスや端末を取り出して、ルシルさんからチケットデータを送信してもらう。席は急だったこともあって纏まっては取れなかったみたい。でもわたしはフォルセティとミウラさんの横並び。アインハルトさんはイクスとジークリンデ選手。コロナとリオは番長とヴィクターさん。ノーヴェとミカヤさんとエルスさんと・・・。

「あれ? あと4席予約してある・・・?」

「俺たちは本局へは行けないからね。その4席は本局内の付き添い兼護衛の席だよ」

「あ、そっか(ルシルさん、はやてさんに連絡したみたいだし、はやてさんと・・・アインスさんかリインかな〜?)。あ、ルールーとリヴィも・・・?」

「ああ。ルーテシアとリヴィアにも同行してもらうように連絡しておいた。他の2人は次元港で合流することになる」

「ヴィクターとジークリンデは自家用
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