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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2264話
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事は……さて、一体どうなってるんだろうな。
 もしこれが、シャドウミラーが協力しているのであれば、NジャマーUを使って通信を妨害しているという可能性もある。
 だが、今回のルナツー攻略作戦は、あくまでもルナ・ジオン軍単独での作戦だ。
 そんな風に考えつつ移動し……やがて、ブリッジに繋がる通路と思しき場所に到着する。
 そうして中に入ると……

「へぇ」

 思わず感心の声を上げたのは、ブリッジの中にアムロの姿があったからだ。
 他にも何人か軍人が……いや、軍服を着ていない奴や、軍服を着慣れていない奴も結構多い。
 何というか、本当にアークエンジェルを思い出すな。
 もっとも、アークエンジェルでキラを含めたヘリオポリスの面々が協力したのは、ヘリオポリスが崩壊した後での話だから、その点ではこっちの方がまだ恵まれているのか。
 ……あるいは、避難民が溢れている通路とか部屋とかにいたくないと思ったのかもしれないが。

「で? 俺が呼ばれた理由は?」

 ブリッジを一瞥してから、その人物……ブリッジにも関わらず、ベッドを持ち込まれ、それに寝ている老人に声を掛ける。
 恐らく、この老人がホワイトベースの艦長なのだろう。
 そしてベッドの近くにいる若い――それでも今の俺よりは年上だが――男が、艦長代理といったところか。
 そんな俺の質問に答えたのは、老人ではなくベッドの隣に立っている若い男の方だった。

「君のおかげで避難民の多くは無事だったと聞いている。まずは、その礼をさせて欲しい」

 避難民の多くが無事だったというのは、恐らくザクマシンガンを撃とうとしていたのを止めた事だろう。
 あの時はパニックになっていて誰もがそんな余裕はなかったと思うんだが、どうやらそれを見ていた者がいたらしい。

「軍人ならともかく、ただここに住んでいただけの避難民を殺すというのは、あまり面白くなかったからな」
「それでも、君のおかげで助かったのは事実だ」
「……そう言うのなら、大人しく賛辞を受け取るよ。それで、あんたは?」
「私はブライト・ノア。士官候補生だが、現在はこのホワイトベースの艦長代理を務めている」

 ブライト・ノア、ね。
 多分、この人物がSEED世界で言うマリューの立場になるのだろう。
 もっとも、マリューはヘリオポリスの時点で大尉だったのに対して、ブライトは士官候補生という扱いである以上、未だに階級はない。
 それこそ少尉とか准尉ですらないのだ。
 それに士官候補生という事は、まだ士官学校の教育も完全には終わっていない事を意味し……うん、避難民の多さを考えると、もしかしてホワイトベースは完全に詰んでないか?
 実はこれも俺が派手に原作介入した結果だったりしたら、嫌だな。
 実際、フラウの一家を含めて
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