第3話「ゴブリン村と牙狼族:後編」
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〜シャルルsaid〜
俺は今、森の中で広い所にいる。
リムルやゴブリン達には柵の強化や
トラップ等を仕掛けていくように頼んだ。
「さて、万が一の為にやって見ますか。」
俺は自分のスキルの一つ【召喚魔術】
を発動する為魔法陣を展開させて
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
すると魔法陣が光り出して
一人の英霊を呼び出した。
「やっほー! ボクの名前はアストルフォ! クラスはライダー! それからそれから……ええと、よろ……え?シャルルマーニュ?」
とアストルフォを召喚してしまったらしい。
「姿はシャルルマーニュだが俺はシャルル=テンペストだ。」
「は!ゴメン、ゴメン、どうやら君がシャルルマーニュに似ているからついね!」
と笑いながら流すアストルフォ。
(でも、これから召喚する英霊達には説明
をしないといけないだろう。)
と思いながらアストルフォに前世の事や現在の出来事を話した。
〜1時後〜
「なるほど、君はシャルルマーニュに憧れて彼の力を貰ったんだね?」
と頭から煙を出しながら納得してくれたアストルフォ…。
「よし!なら、今日!今!この時から
君の剣であり盾となる事を誓うよ!」
と笑顔で契約してくれた。
互いに握手をして村に降りて、
リムルやゴブリン達にアストルフォを
紹介した。
その後は念入りにトラップや柵をチェックしたり再び作戦会議を行って行く。
そして、今夜が戦い時だ。
牙狼族は夜襲を仕掛けて来るつもりか
勝ち誇ったかの様に、遠くから
〜ウォーーーン!!〜
と遠吠えを響かせていた。
「宣戦布告だ!全員、持ち場にいき教えた通りにやれば勝てる!」
と俺は言うと
「「「おーーーー!!」」」
とゴブリン達も各々手に武器を持ち拳を
突き上げていた。
〜牙狼族said〜
牙狼族のボスは、目を開く。
今宵は満月。戦いにはおあつらえ向きだ。
ゆっくりと身を起こすと、周囲を睥睨する。
同胞である牙狼達は、そんなボスの様子を息を潜めて窺っている。
ボスは念話で同士にこう叫んだ。
「今夜、あのゴブリンの村を滅ぼし、このジュラの森への足がかりを作ろう。
その後、ゆっくりと周囲の魔物達を狩り
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