暁 〜小説投稿サイト〜
ヌードモデルが必要な特別番組
公平なテストのために、全裸にします。
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が、間違えるたびに電流を強くされるわけではなかった。
それどころか、徐々に刺激に慣れてくると、
整骨院での治療のように、気持ちいいとさえ、思えてくるのだ。

体が刺激に慣れ、集中力を取り戻す過程をテストする──事前の説明通りだった。

テスト終了。
気持ちよかった。

研究員やカメラが出ていくのと入れ替わりに男性スタッフが入ってきて、胸の電極を外した。
──気持ちよかったでしょう?
はい、と答えた。

──セックスしませんか?
え?
▼▼▼▼▼
チーフディレクターで石田さんといった。

私の収録は終わったが、別のスタジオで男性被験者の収録が始まったところだという。
男性も全裸になるから、別録りなのだ。


乳房を優しく触られた。

(あ……)

承諾の返事はしていないのに、縛られて動けない私なのに。

拒むなら、叫べばいい。
これはまぎれもなく強姦だから。

ヌードモデルの裸は性的なものではないはずで、見せる側も見る側も、いわば無機物として扱うが、

今日の仕事が極端なまでに事務的に裸を見られたことが、かえって新鮮だったのと、電気刺激の快感の余韻で、私の中の何かが麻痺していたのだろう。

「あっ、あっ、うう」
気がつくと、声をあげていた。

すごい度胸だ。いや、賭けだ。

職業的に裸になったモデルを誘惑するなんて。

職場(スタジオ)で初対面の女性の乳房を触るなんて。

私はその大胆な賭けに負け、賞品として与えられたのか。

いや、もう理屈など考えていられなかった。

私は、この人に犯されるために全裸になったんだ。

蜜壺に指を受け入れながら、ようやくそれだけを肯定した。

縛られているから一方的な責めになった。

しかし、体の前面に限定されているというのに、なんとたくみな愛撫だろう。ほとんど責められてない秘所がしとどに溢れていく。

「ああ、ああ、ああ……もう、もうだめ……」

背中が浮いたわすがな隙をついて、臀部に掌が来た。
おぞましさは一瞬で快感に変わる。

「う、う、いや、いや……あ、あ」

この時、石田さんが不意に身を引いた。

そして、一拍おいて、

びくん。

残されていたクランプに電流が来た。
愛撫を受けたばかりのお尻が跳ねあがった。

……快い拷問が始まった。


電流は断続モードにも設定できるらしい。

機械は自動でパルスを送り、私をのけぞらせる──その間に、石田さんは服を脱ぎ去った。

これで、全裸と全裸。

石田さんも電流を受けながら、私を責め立てた。
伸ばされた裸体は無抵抗すぎて、動きが制約される分、かえって暴走した。

体の下から背中とお尻を責められる未
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