暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第四十八話 合格してその十三

[8]前話 [2]次話
「変な気分よ」
「そうしたこともありますね」
「あまりないと思うけれど。とにかく今からよね」
「はい、神殿に行きましょう」
 毎日朝と夕方に参拝しているそこにです、朝は全校の生徒が集まってそのうえで参拝させてもらうのはおぢばの学校ならではです。
 そうして私達は詰所から神殿まで歩いていきましたがその通り道の商店街を一緒に歩いていますと。 
 何と長池先輩が前から来ました、お会いする度にお奇麗になっているのは気のせいでしょうか。どんどんお奇麗になっています。
 私は自分から阿波野君の手を取って言いました、先輩のお姿を見てすぐにそうなりました。
「先輩に挨拶しましょう」
「あr、あの奇麗な人ですね」
 阿波野君も長池先輩を見てこう言いました、この子から見てもお奇麗な人だということがわかりました。
「前にもお会いしましたね」
「そうでしょ、今からね」
「あの人に挨拶をするんですね」
「折角お会いしたから、行きましょう」
「それじゃあ」
 阿波野君も頷いてそうしてでした。
 私は阿波野君を連れてそうして先輩の前に来て挨拶をしました。
「お久し振りです、先輩」
「あっ、ちっちお久し振り」
 丁度彩華ラーメンのお店の前で挨拶をしました。
「もう大学の合格発表よね」
「さっき学校でありまして」
「どうだったの?」
「合格しました」
 私は先輩ににこりと笑って報告しました。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ