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戦国異伝供書
第二十二話 川中島にてその十
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、闇にいるより光にいて」
 そうしてというのだ。
「楽しく暮らしたいのです」
「それが松永殿のお考えなのですか」
「さおうなのです」
「ううむ、それはどうも」
「おわかりにはですか」
「はい」  
 どうしてもという返事だった。
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