148章 心の宝石
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きた人たちは、
ほとんど、同じようなことを言っていると思うよ。
いま、公開中のクイーンのフレディ・マーキュリーを描いた『ボヘミアン・ラプソディ』が、
異例の大ヒットをしていて、クイーンを直接知らない、10代や20代の若者たちも、
クイーンに熱狂しているんだって、先日のNHKのクローズアップ現代でやっていたもんね。
そのフレディ・マーキュリーは、まさに『自分らしくあろう』って言っていたそうだよ。
あと、そうだなあ、ロックやっていた人じゃ、忌野清志郎さんは、
『子どものころに夢中になった気持ちが、僕は1番大事だと思っていますから』って言ってるし。
あと、佐野元春さんなんかは、
『僕は10代は1番輝いていて、一瞬にして、聖なるものと邪悪なものを、
見分けられる重要な時期だと思っていた』って言っているよね。
だから、おれの考え始めたことでもないんだよね、子どものころの心が大切とかって。
あっははは」
「そうなんだぁ。でも、わたしには、しんちゃんの存在が、わたしに、とても勇気を与えてくれるわ!
いい意味で、子どものころのままの心でいられる気がするんだもの」
「裕子ちゃんに、そんなふうに言われるなんて、光栄ですよ。
おれも、裕子ちゃんから、勇気をもらえる感じだよ。あっははは」
「しんちゃんと、わたしって、やっぱり似ているのよね!」
「そうだね、似た心を、同じような心の宝石を持っているってことだよね。
おとなになるにしたがって、なくしてしまう人も多いんだけどね、裕子ちゃん」
「そうよね、大切にしましょうね!心の宝石を、しんちゃん」
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☆参考文献☆
1.ミスター・アウトサイド 長谷川博一編 大栄出版
2.NHK/クローズアップ現代 (2018.12.06.)
≪つづく≫ --- 148章 おわり ---
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