第0話「転生と出会い」
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死にたいらしいな!)
(ククク。クハハ。クハハハハハハッ??)
怒ったと思ったら笑ってる??
(面白い。我の姿を…)
会話ができないと不便だなぁ。
(おい。こやつお前と同じ生まれらしいぞ)
「え?本当??」
(ああ。聞く限り異世界からの転移と、転生を同時にしているようだ)
なるほど。俺も会話したいな。でもスライムは喋られないよね……。
「ねぇ、ヴェルドラ。俺も喋りたいんだけど、どうすればいいかな?」
(ん?そのまま……ああ、念話はできないのであったな。そうだな、『魔力感知』というスキルがある。このスキルの応用で意思が込められた言葉は理解できるようになる…が
お前は我としか喋れないんだな?)
「それだとそこのスライムさんに言葉は聞こえるけど、スライムさんは喋られないんじゃないの?」
(少し待て。……そのスライムからの言葉だが、音波を出せる生物を捕食すれば会話できるかもしれないらしいぞ。まあ、今は我が会話を繋いでやるがな。)
ヴェルドラがそう言うと、頭の中に知らない声が届いた。念話で会話を繋いでくれたらしい。
(えーっと。話に出てきた転生者さんですか?)
(タメ口で大丈夫ですよ。そちらはスライムさんですよね?)
(それじゃ、遠慮なく…。うん、俺はスライム。元人間で通り魔に刺されて死んだと思ったらこの姿になってたんだ。)
何かプルプル震えてる。
と何だかんだ話し合って念話で会話を楽しんだ。
二匹と一人が友達になり
(宜しくの!・・・そうじゃ、お前らに名前をやろう。お前ら2人も我に名前を付けよ!
これで、そのスライムもネームドモンスターになれるしの!)
「いいね、俺も名前を変えようかなって思ってたし。」
またもやリムルがぴょーんぴょーんしてる。(わーい!!)と言いながらまためっちゃはねてる。
「うーん・・・暴風竜かぁ・・・だからなぁ…」
(君のアイデアと合わせてテンペストでどうだろうか?)
とスライム君と決めてヴェルドラにも伝え
ると
(・・・うむ、決まりだな!!!2人同時に付けたから名付けの交換にもなるしちょうどいいな!
今日から我は、ヴェルドラ=テンペスト だ!)
「いいんですねそれで・・・まぁ、かっこいいですけど」
(であろう?まったく素晴らしい響きだ。)
とひと段落して
(次は、お主らだな?スライムは・・・
"リムル" の名を授ける。リムル=テンペス
トを名乗るがよい!!!
それで人間のほうが・・・シャルル=テン ペストを名乗るがよい?)
シャルル=テンペスト・・・い
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