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ヘタリア学園
第七千四百六十二話  夏が来た

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第七千四百六十二話  夏が来た
 暑いです、しかもです。 
 今年の暑さは異常でした、しかもです。
「大雨まで来るなんてな」
「おい、雨天中止が続くな」
「試合大丈夫か?」
 イギリスとフランスは大阪に尋ねました。
「甲子園が使える様になってもな」
「間に合うのか?」
「安心して下さい、何とでもなりますわ」
 大阪は二国に笑って答えました。
「試合は全部出来ます、出来んかったことはない筈です」
「それはそうだけれどな」
「ここまで雨が続くとな」
「何とでもなります、今中止でも」
 それこそというのです。
「九月にどんどん試合します」
「疲れ溜まらねえか?」
「最近チーム全体が調子落としてるぞ」
「二位までならいけますさかい」
 一位は無理でもです。
「苦境にも打ち勝ってこその野球ですやん」
「そうだけれどな」
 二国は不安を感じていました、雨天中止が続いて九月の連戦は地獄のロードの後で堪えるのではないかとです。


第七千四百六十二話   完


                 2018・12・15
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