525部分:第三十一話 ノートゥングその六
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下さい」
こう話してだ。芸術家達はまずは王の前を去る。一人残った王は残された設計図を見ていた。その王のところにだ。またあの騎士が来た。
騎士はいつも通り王に一礼してからだ。にこやかに笑って言うのである。
「夢をいよいよですね」
「そうだ。現実のものとする」
己の机に座りながらだ。王は騎士に述べた。
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