機動戦士ガンダム
2256話
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のだから、その噂も決して間違いって訳じゃないんだよな。
「それで、どこか良いホテルとか、そういう場所を知らないか?」
「え? あ、はい。街中に行けば宿泊施設はありますが、アクセル代表が泊まっても問題ないような、豪華なホテルとなると……」
「いや、別に豪華とかじゃなくてもいいんだけどな」
さすがに手足が伸ばせないような狭い部屋しかないホテルはごめんだが、逆に言えば手足を自由に伸ばせる程度の広ささえあれば、特に文句はない。
……その上で、料理が美味ければ尚良しといったところなのだが。
そんな訳で、俺としては別に宿に拘るつもりはない。
そう言うと、メリルの顔が驚きに染まる。
本当に、俺の事を何だと思ってたんだ?
ともあれ、そんな訳で俺は明日の午前中にまた来るとメリルに言うと、そのまま影のゲートを使って市街に向かう。
きちんとしたホテルのような場所なら、身分証とかが必要だったりもするのだが、裏手にあるような、いわゆる怪しい宿といった場所では、金さえ払えば泊めてくれる。
その分、治安の類は決して良い訳ではないのだが……それでも、ジオン公国の独立戦争の一件を考えると、そこまでおかしな事ではない。
そんな訳で、俺は金さえ払えば泊めてくれる宿に泊まり……サイド7での1日目――以前ここにいたので、正確には違うのだが――の夜を迎えるのだった。
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