第七千四百五十七話 大阪のモニュメント
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第七千四百五十七話 大阪のモニュメント
大阪は通天閣と大阪城、太陽の塔そして道頓堀のお人形さんや河豚、巨大な動く蟹止めにビリケンさんをバックに世界各国に主張しました。
「大阪はこんなのが一杯ありますで」
「日本の他の場所と違う?」
「いいな、何か独特で」
「これが大阪か」
「日本の中でも独自の文化なんだな」
「そうです、どれも一回見たら忘れられません」
そうしたものだというのです。
「あと梅田の街やなんばパークスもええでっせ」
「へえ、面白そうだね」
「じゃあここで万博したらいいかな」
「前もしたけれど」
「それも合わせて三回も」
花の万博と新世界の万博も入れてです。
「それでもいいかな」
「こんな魅力的な街だけれど」
「ビリケンさんっていうのも愛嬌あるし」
「あの紅白模様のおじさんのお人形も面白いし」
「よし、手応えありや」
大阪はそれを確かに感じていました。
ですが相手はロシアです、悲願もありますしそれにこの国も文化大国です。敵としてはかなりの強敵です。
第七千四百五十七話 完
2018・12・13
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