第6章:束の間の期間
第185話「共に強く」
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事?」
椿の言葉を上手く理解できずに司は聞き返す。
「私達が教えるのは、貴女達の今の力を研ぎ澄ます方法よ。それこそ、伸びしろがあまりない私達にも効果があるわ」
「……まぁ、あたし達の場合は長らく戦いから離れていたのもあるんだけどね」
椿と葵も、数百年のブランクは大きい。
実戦ばかりとは言え、数年程度では取り戻しきれていなかった。
厳密には、環境の違いも要因ではあるのだが、ここでは関係ない事である。
「教えるにあたって、断言するわ」
かなりの自信に満ちた顔で、椿は二人に向き直る。
「これを極めれば、かなりの効率で霊術や魔法を行使できるわ。それこそ、優輝みたいに霊力と魔力を同時に扱える程に見違えるわ」
それは、今までの限界を塗り替える言葉だった。
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