主役だと言い張れる話 後編
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何も変わらない、変えられない俺なんだから。
そんな俺が、初めて何かを変えようとした。意味なんて分からないし理由なんてどうでもいい。ただ俺は、彼と彼女を殺そうと思って、そうした。冒険を成功に終えるはずだった彼らは、俺のせいで失敗して、死んだ。けどそれは、俺が選んだことだった。自分の意思で、そうすべきだと思ったことをして、そうなるべきだと思った結末を手繰り寄せた。
だから、これは俺が“主役”の話だ。間違いなく、俺にとってはそう言い張れる話なんだ。
杖を握りしめて、俺は歩みだした。血だらけになっていた魔法使いの目の前までいき、その姿を見下ろした。彼は俺を見ながら、笑っていた。
そして、そのまま俺は────。
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