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デジモンアドベンチャー Miracle Light
ディアボロモンの逆襲 後編
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ね」
オメガモンが負けた以上、唯一の希望はマグナモンXな訳だが、オメガモンが完敗した相手にマグナモンXが勝てる可能性はほぼないだろう。
「そ、そんな…」
「まあ、慌てるな。今のままじゃ勝てないってだけだ。安心しろ」
勝てないと断言された芽心はショックを受けるものの、ブイモンがそう言うと前進する。
「悪い、仲間が危ないんだ。通してくれ」
道を塞ぐ人々に真摯に語りかける大輔に人々は悟る。
これは遊びでは、娯楽ではない戦いなのだという事を。
そして、この状況をひっくり返す事の出来る人物は、目の前にいるのだと。
最初は1人の少年が何も言わず大輔のために後退し、その動きに促されたように他の人々も退いてくれた。
大輔とブイモンが戦場に進むまでの道が出来た。
「サンキュー」
「行っけえ!!」
大輔が笑みを浮かべて礼を謂うと1人の少年が拳を突き上げ、他の人々も大輔にエールを送ってくれた。
そしてようやく大輔とブイモンはアーマゲモンに相対することが出来た。
【大輔(君・さん)…】
大輔の仲間達があらゆる場所で大輔とブイモンとアーマゲモンを見つめる。
もう大輔とブイモンに任せるしかなかった。
大輔は左手にD-3と右手に奇跡のデジメンタルを持つと、デジメンタルを一気に前に突き出した。
「デジメンタルアップ」
「ブイモンアーマー進化、マグナモン。マグナモンX進化、マグナモンX」
あらゆる戦いの重要な場面で活躍した黄金の聖騎士が東京湾に降臨した。
誰もが唾を飲んで見つめる中、マグナモンXは閉じていた目を見開き、右腕を天に翳した。
「この戦いを見ている全てのみんな!俺に力を貸してくれ!!」
「あっ!?」
太一達の元に向かおうとした芽心のデジヴァイスから光が放たれ、マグナモンXの元に向かう。
アーマゲモンの失敗は前回のように世界にこの様子を見せていたことだ。
そのおかげで世界中の人々がこの光景を知ることになった。
ある者はデジヴァイス、ある者は携帯などの液晶から光が放出され、マグナモンXに吸収されていく。
アーマゲモンはそれを阻止しようとするが、バンチョースティングモンBMが真横から光弾を弾き飛ばした。
「賢!!」
「急ぐんだ大輔!!」
「よし、オメガモンの力も借りるぜ!!」
バンチョースティングモンBMがアーマゲモンの気を引いてくれているうちにマグナモンXはオメガモンの方に振り返る。
「僕達の力を…使ってくれ」
「みんなの…希望の力を…」
アグモンとガブモンも残った力を振り絞ってマグナモンXに託し、マグナモンXに全てを任せる。
「行くぞ!!」
絶対防御状態でアー
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