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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
一族の物語 ―交わした約束― 主催者は終わりを夢想する
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てるのか、はたまた資格者が“鬼道”じゃなくて“鬼道一輝”なのか……ま、気にしなくていいと思うぞ」

と、一輝にはつかめているそれを巻き、ギフトカードへ収納する。

「気にしなくてもいい、って……一応私も、鬼道なんだけどなー?」
「どっちが原因で俺に与えられた主催者権限(ホストマスター)か分からない上にまだ不安定なんだよ。だからひとまず、まだ放置」

と、誤魔化す意味も含めて酒を注ぐ。明らかにはぐらかされているが、どうあれ主催者権限を保有しているのは一輝だ。であれば、その内容をどうするかも主催者の自由。口を挟めない立場ゆえ、諦めて酒を受け取る。猪口へ口をつけ、

「それにこのゲーム、クリアされた時点で人類滅亡が確定するし、誰も挑戦しないだろ」
「ブホッ!?」

しっかりと、その酒を吹きだした。

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