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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
14:空腹は最高の調味料……のはず
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すよ!
如何する? 如何しちゃう?
無視する? もうリムルダールには美女が3人も居るし、美女の匂いを無視しちゃう!?

3人……美女が3人って多いの? それとも少ないの?
つーか美女は何人居れば十分なの?
大勢居たって十分になることなんて無いよね!

……うん。
行こう!
あの小島に上陸だぁ!

颯爽と小島へ乗り込んだ途端、ただの樹木だと思っていた木々が一斉に変身。
“人面樹”っての?
ルビスパワーで名前が頭に浮かんだよ。

5匹(5本?)の人面樹……でも敵じゃ無いね。
サクッと3匹(3本?)倒して残りに向き直る。
すると2匹(2本?)が何やら黄色い煙を吐き出した。

何だか解らんが当たってやる義理はないので華麗に避ける。
そして賺さず反撃。
アッサリ人面樹を倒して周囲に敵影なし。
これでゆっくり美女を探せるね。

……ってか、美女どこ?
もしかしてこの小山の中?
埋められてるの!?

慌てて小山に耳を当てる。
すると中から微かに美女の声が聞こえる。
生き埋めかよ!

凄い勢いで山を崩して中の美女を救出。
少し(いやだいぶ)土で汚れてはいるが、やっぱり美女だった。
「大丈夫!?」
俺は急ぎながらも優しく聞く。

「あ……うぅ……お……お腹……すいた……」
この()もかよぉ〜。
ミノリと同じ『お腹すいた病』?

「僕はリュカ。君は?」
「わ……私は……ヘイザン」
ヘイザンと名乗る美女は生き埋めにされた経緯を教えてくれた。

何でも突然人面樹に襲われ、黄色い煙を吐き付けられたと思ったら、突然空腹が襲ってきて動けなくなったそうだ。
そして倒れてると人面樹連中は何かの気配に気付き、慌てて彼女を埋めたそうだ。
もしかして俺が近付いてきたから埋めちゃったのかな?

まぁ兎も角……彼女も病人なのだしリムルダールへと連れて帰らないとね。
ミノリと同じで取り敢えず何か食べさせれば何とかなるだろう。
優しくお姫様だっこで帰還だ!

……不可抗力で胸に手が添えられてるんだけど、ヘイザンってば巨乳?
エル以上か?
いやエルもかなり大きい……



(リムルダール)

大急ぎで拠点に帰ってヘイザンをベッドに寝かせる。
結構旅の扉から離れてた所為で、戻ると夜が明けていた。
まぁエルも起きてきてたわけだし、ちょうど良いっちゃちょうど良いね。

早速エルに彼女の説明をすると「やはりミノリ様と同じように栄養価の高い食べ物を与えましょう」と言う。
まだまだ大量の蟹の爪があったはずだから、それを茹でてヘイザンにもあげよう……と思ったのに、倉庫の中に蟹の爪が無い!

慌てて探しまくってると、アホリン(ノリン)が現れて……
「何探してるんだ?」
と聞い
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