第四十四話
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いですな。我ら持てる知力に経験を部下達に伝え進攻作戦までに一人前にいや、それ以上の男達に育てます」
「部下は厳しい現状に泣く事になるだろうが....」
「己の身分が高くなれば自由も無くなる分それでも権力も強くなる」
「全ては引き換えだ。前線で指揮を自由に取る事かそれとも後方で楽をするか」
「だが!後方は兵站統括部で命の危険は無い」
「それを楽ととらえて居る者がいるのなら直ぐに軍から去れ」
「後方の支援が無くば前線が維持できない、最大の能力を発揮するのは大変だぞ」
「前線で必要な物は後方で準備してくれなくては戦闘中に撤退も有りえる」
「分かるか! この場にいる全員に言っているのだぞ」
「戦争は軍の全ての人間が期待以上の事を要求する。勝つ為にだ」
「各司令官の言った通りだ。兵站統括部が最初の戦闘だと言っても良いのだよ、少なくても70日前に戦闘に最初に準備をし十分に弾薬・医薬品・交代要員・食料等を俺達が束になっても分からない物を準備しているのだから」
「司令長官として今の意見を是とする。前線と後方が一体となり戦闘が可能になる事を改めて認識してくれ」
その場にいた、全員が如何に二年後の作戦が困難かを理解し。
後方兵站統括部の所属の軍人は如何に自分達が困難な事案を!
そして、作戦の如何に難しい事の困難さを肝に命じた。
そして!
如何に自分達が各宇宙艦隊司令部の最高幹部達にその命を託されているかを知ったのだ。
今迄は簡単にそれこそだ、お役目を簡単にみられ蔑みの目で見られたか!
今の瞬間、自分達が今後の戦争で如何に大事な場面で作戦をスムーズに進める事になるかを幹部以外は知った。
幹部はこの後の作戦の為に物資の確保に補給ヵ所を再確認の為に頭で!頭の中でシュミレーションを繰り返し、会議の後に集まり作戦を練り直し万端に備えた。
会議は何処にどれだけ物資を置くか、余剰な物資をどれだけ多く置くか不測の事態に幾ら居るかを再計算し整える事にした。
前線には行けなくともその後方で如何に自分達が動くかを前提にしていた。
ロルフはそれはこの会議の後で全員がどのように動くかを予測し、宇宙艦隊副司令長官の任を全うしていたが!
何故自分が其処までするのかを考えていた。
次話に続く
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