第四十三話
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「尉官に降格ものの失態だぞ」
この部屋にいる七割はロルフのジークヴァルト伯爵家の列に連なる者がいるだけで、他は有能な自分の才覚でこの場所を得ていた。
その中で無理に後ろに居る貴族の力でこの場所に居るシュターデンは全員の目障りであったのだ..
「そうか、各司令官はシュターデンの降格を望むのか卿等は?」
「司令官のベルモンドです。役にも立たずに迷惑な輩は軍には入りません。以前ならば違いますが今は軍閥の自分の才覚で此処にいる立場を得ている者しかこの場に居る資格は無し」
全員が頷き
「シュターデン・・ 卿はこの場に相応しく無いそうだ。私も同感だ、リッテンハイム侯の強引なまでのねじ込みでこの場に参加させたが各司令官達が邪魔と判断した。私も同感だ卿の軍籍を今のこの時点で剥奪する。この場からされ」
「おい、リューネブルクそいつを叩き出せ」
「軍服を剥がして自宅に送還します」
「頼んだ」
「はっ」
フロアにいる全員がニヤつき笑っていた。
シュターデン彼は後ろに居るリッテンハイム侯共々嫌われていた。
シュターデンは遂に軍籍剥奪の上に追放されたとさ!
次話に続く
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