機動戦士ガンダム
2251話
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ころか、MSの開発の進展具合によっては、実物を入手出来る可能性もあった。
その辺りについてかなり興味深かったのだが……
「心配しなくても、ルナツーで得られた各種情報はシャドウミラーとも共有させて貰います」
ジェーンが俺の心を読んだかのように、そう告げる。
そしてこの場合の情報というのは、MS開発計画以外にも色々とあるのは間違いない。
「そうしてくれると助かる」
「それと、アクセル代表には……いえ、正確にはシャドウミラーにですが、お願いしたい事があります」
「お願い? 一体何だ?」
「はい。……ルルー」
ジェーンに視線を向けてそう告げられたルルーは、1歩前に出る。
「はい。実は数日前にメリルから連絡がありまして」
メリルというのは、ルルーの妹だ。
サイド7に派遣され、アムロの監視やら何やらをして貰っている人物だった。
……ここ数ヶ月ずっとサイド7にいるんだよな。
その為、ルナ・ジオン建国後もクレイドルにまだやって来た事がない筈だ。
もしかして、一度クレイドルにやって来たいと、そう思っているのか?
まぁ、それならそれで構わないんだが。
だが、ルルーの口から出たのは俺にとっても予想外の言葉だった
「サイド7における連邦軍ですが、かなり活発に動いているそうです。それも、かなり軍事機密が高い状況にあり、メリルでは何をやってるのかを調べる事は出来ないと」
「……なるほど」
その言葉に、俺はルナツー攻略の間のいい暇潰しが出来たと、笑みを浮かべるのだった。
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