機動戦士ガンダム
2251話
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ルナ・ジオンとしての実力がどれだけのものなのかを理解しておく必要があるという考えは、理解出来ない訳でもないんだが。
……と、そこまで考えたところで、ふと気になる事があった
「今までの話を整理すると、ルナ・ジオン軍はシャドウミラーの協力なしでルナツーを攻略する。で、そうなると……もしかして、俺もルナツー攻略には回らない方がいいって事なのか?」
ルナ・ジオン軍だけでルナツーを攻略するのであれば、当然のように俺は入る事は出来ない。
そもそも、シャドウミラーの代表という立場である以上、今までも普通にR2型とかイフリートとかFS型とかに乗っていたのがおかしいのだろうが。
「そうですね。今回はアクセル代表にも遠慮して貰いたいと思っています。ルナ・ジオンの力を見せつける為にも」
「別にシャドウミラーの機体じゃなくて、MSに乗っての戦闘なら問題ないとは思うんだけどな」
実際、俺が今までMSに乗っていたのだって、俺がシャドウミラーの人間ではないと、そう示す為、というのが大きいのだから。
だが、ジェーンは俺の言葉に首を横に振る。
「残念ですが、それは却下です。……ルナ・ジオン軍の中にも、アクセル代表がいないと自分達は勝てないのではないかと、そう思っている者も出てきていますので」
そう言われれば、俺もそれ以上は我が儘を言えなくなる。
とはいえ、ニーズヘッグならまだしも、UC世界のMSを使っての戦闘となると、それこそ性能上の問題でそこまで恐れられるといった事にはならないと思うんだが。
考えすぎ……と、そう思うのは俺の気のせいか?
ともあれ、ジェーンがそう言い、他の面々からもそれを覆すような意見が出ない以上、こちらとしてもそれに納得せざるを得ない。
にしても、ルナツーか。……正直、興味はある場所だったんだけどな。
連邦軍でMSを開発している場合、その本拠地は当然のようにジャブローだろう。
だが、本拠地だからといってジャブローだけで開発している訳ではなく、当然のように他の基地でもMS開発計画は進んでいる可能性が高い。
そしてルナツーは宇宙で唯一連邦軍に残った軍事基地である以上、そこでもMSが開発されている可能性は十分に高かった。
何気に情報統制とかが上手い連邦軍だけに、現状でどこまでMS開発が進んでいるのかを確認する方法は非常に少ない。
いやまぁ、最悪の場合は俺が直接ジャブローに忍び込むといった方法もあるのだが、それをすると色々と不味いとうのもある。
そんな訳で、今まで連邦軍のMS開発において一番役に立っていたのは、実はハワイでゲラートが情報を集めている目撃情報だったりする。
だが、ルナツーを一時的にでも占拠するという事になれば、当然のようにその辺りの情報も詳細に集められる。
それど
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ