暁 〜小説投稿サイト〜
真・恋姫†無双〜絶対無双の黒き鬼〜革命 天の覇王
第一章 物語の始まり
[7/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
は、正直礼儀を欠いていると思われますよ〜?」


彼女たちの要望に、晋武は迷った。今この場で己が纏っている“鎧”を解く姿を余り見せたくないのだ。彼が纏う“鎧”は、人智を逸脱している。


晋武『...いいだろう。だが俺とて女の前で“鎧”を脱ぐのは正直抵抗がある。だからあそこ大木に隠れて“鎧を脱いでくる”。だから此処で待っててくれぬか?』


程c「...いいでしょう。それでいいですよね〜?凛ちゃん」


戯志才「はい、構いません」


趙雲「私も構いませぬ...」



彼女たちの了解を取った晋武は、木に隠れる。それから直ぐに木の陰から1人の男が出てきた。その姿は白髪で長め、肌は褐色、額には何かの文様が刻まれ、着物は赤色と黒色が混ざった陣羽織状のロングコート、黒の革ズボン、黒のロングブーツ、身長もまた高く200以上はあろう。そして瞳は血の様に赤く、そして何処か虚ろに見える。


趙雲「おぉ....これは中々ないい男ですなぁ...色気がありますぞ」


程c「単純な女の子であれば、直ぐにでも惚れてしまうぐらいですね〜」


戯志才「///」


程c「まぁ、既に1人、なっていますけどね〜」



程cはそう言いながら、隣に居る戯志才に生暖かい視線を送ってやった。



晋武「...所でだが、此処は何処だ?」


趙雲「何処、とは?此処は大陸の北東の一つ、?州ですが...?」


晋武「?州...?北東ならば“賈州(かしゅう)”ではないのか?」



彼の返答に、三人は不思議そうに口を揃える。



「「「賈州...?」」」




賈州とは、晋武が元の世界において支配していた領土の一つである。だが此処は彼が知らぬ世界、その事を未だ彼は知らないのだ。当然、彼女たちは全く存ぜぬの表情で問いかけた。



戯志才「あのう、賈州なる場所は知りませんし、それにこの大陸には無いかと...」


晋武「......何?」


趙雲「はい、私も旅をしていますが、そのような土地はありませぬよ」


程c「ますますお兄さんが何者か、気になりますよ〜」


晋武「....」



思わず彼は黙ってしまう。そこへ戯志才がある提案を持ちかける。



戯志才「あの!どうでしょうか、この近くに町が在るので、そこへ行って休息というのは?休みながら聞いたり答えたりすれば...」


趙雲「うむ、私も賛成だ」


程c「はい〜、私も賛成なのですよ〜。お兄さんは?」


晋武「....」



三人は、晋武の返事を待っている。正直彼としてはこのまま何も言わずとんずらしたいが、だがこの状況では出来ない。だから彼
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ