第一章 物語の始まり
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星ちゃ〜ん」
???「星!」
趙雲「ん?凛、それに風、お前達遅いぞ」
???「貴方が早すぎるのです!」
2人の女性はどうやら趙雲の見知った者たちである様子。そんな中、頭に奇妙な人形っぽい物を乗せている女性が晋武に近づき問いかける。
???「お兄さん、デカいですねぇ〜?」
晋武『...ん?』
???「ちょ!!風!!」
そんな彼女の行動に、メガネを掛けた女性が驚愕して風と呼ばれる女性を庇うように晋武の前に立つ。
???「し、知り合いが!ご無礼を!!も、申し訳ありませんッ!!」
晋武『...いや、気にしていない』
???「ホ...よかった....」
凛と呼ばれし眼鏡の女性は、晋武の圧倒的な存在感に内心ビビりながらも安堵する。そんな時、趙雲が晋武に話しかける。
趙雲「晋武殿、彼女らは私の友人で....」
趙雲の言葉に、彼女ら二人は自己紹介を行う。
???「風は程cと申します〜」
???「あ!わ、私は!えっと!ぎ、戯志才と申します!!」
晋武『.....』
晋武は無言で戯志才を睨むように見つめていた。その際、彼女は汗だくでジッと動けずにいた。そして彼は口を開いた。
晋武『...貴様、その名...偽名であろう』
「「「っ!!?」」」
晋武の言葉に三人とも驚愕の表情を見せる。そして偽名と当てられた戯志才は晋武に問いかけた。
戯志才「な、何故!偽名と...!」
晋武『...貴様ふざけてるのか?己の名前を名乗る際、一瞬思考するような素振りをしていた事に俺が気づかぬと思っていたのか?』
戯志才「そ、それは...!」
彼女は動揺する。実はこの戯志才、目の前の男を初めて視界に映った時から言い知れぬ何かを感じ取り、彼の存在を簡単に流す事が出来ないでいる。そんな動揺する彼女を放って程cが晋武に問う。
程c「お兄さん、一体何者でしょうか?」
晋武『...何者、か...俺は...』
程cの問いに、晋武は何かを思うような態度を見せてから返した。
晋武『...何者、でもなくなった、ただの落ち人だ...』
程c「....」
彼の返答に、程cは見つめる。そんな中、戯志才が彼に頼みを申し入れる。
戯志才「あの、晋武殿」
晋武『...何だ?』
戯志才「できれば、素顔をお見せしてくださいませんか...?」
晋武『.....』
程c「そうですね〜。素顔を見せないと言うの
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