序章 一つの終幕、そして新たな開幕へ...
[4/4]
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
くの間見つめてから涙を流して呟く。
劉光「さようなら.....晋武、いえ.....神我」
彼女は断腸の思いで、その場を去った。
その戦場だった場所には、死んでしまった男とその愛馬しか居なかった。
愛馬は唯ずっと悲しみの涙を流し続けた。
しかし......そんな光景を遠くから見ていた者がいた......
???「悲しいわね.....無限にある外史の中でこのような悲しい結末を見るのは初めてでは無いけれど、やはり悲しいわぁ....」
その者はずっと男の生きざまを見ていた。その余りにも過酷且つ悲しい生きざまに涙を流しながら助けたいとすら思い、そして同時にこうも思った。
???「“あの外史”の世界で良い思いをして欲しいわん♪これがせめて私がしてやれる唯一のことよん♪」
その言葉を呟いたと同時に、その者の足元に何か紋様が光りながら描かれ現れた。
そして....
???「本当なら、死者を蘇らせることは禁止なのだけど...そんな悲しい生き方をする人には、私からささやかのプレゼントよん♪」
足元に描かれた紋様が更に光り出し、それと同時に死体となった晋武の亡骸が彼の愛馬と共に温かい光に
包まれ始めた。
それを確認し、その者はこう言う.....
???「歓迎するわん!....晋武古龍!貴方にはこれから三国志で活躍した英雄たちの名を持つ乙女たちが集う世界に行って貰うわ!....それに“あの外史”は、貴方と少し関係しているしね....では、行ってらっしゃい!」
そうして、最凶の黒き鬼が歩む外史の物語が始まる....。
[9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ