「……ショウキは……『ずるい』です……」
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
びた秘鍵が崩れ落ちており、彼がショウキたちを助けてくれたらしく、この場所への見覚えは鉱石集めに何度か訪れているためだったらしい。とはいえプレミアと初めて攻略したクエストで助けた竜人の彼が、どうして聖大樹を転移門として起動できたのか視線を向けると。
『聖大樹を通して貴君らの危機が伝わってきた。大変なことになっているようだな』
「大変なこと……?」
「ショウキさん、これを!」
そう、場所の把握と一時的とはいえ助かった安堵感とで忘れていたが、事態は何一つ解決していない。どうしていきなりプレミアに襲いかかってきたのか、彼らが言い残したクエストを頼りにユイが探してみれば、その答えはすぐに見つかった。
「これは……」
そのウインドウに表示されていたのは、運営からの新しい討伐イベントの案内。その対象はプレミアであり――いわば、プレミア討伐クエストとでも言うべきものだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ