第十二幕その十
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」
「いや、これからは夜も起きておくべきかしら」
「そこまでは思わないけれど」
「それでもなのね」
「時々はね」
こうした祝日はというのです。
「起きて見るのもいいと思うわ」
「そういうことなのね」
「ええ、時々でいいの」
「夜起きているのは」
「それで見ればいいのよ」
「そういうことね」
「成程ね」
エリカも納得した顔で頷きました。
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