暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第91話:人質は確かに厄介だが、人質が問題ありなら脅威にはならない
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
竜のオーラにしてベリアルヴァンデモンに突撃した。

「天魔覆滅!消えろ!ブレス・オブ・ワイバーン!!」

「『ぎゃあああああ!!?』」

巨大な飛竜のオーラが見事に容赦なく炸裂し、ベリアルヴァンデモンと治の悲鳴が響き渡る。

「ちょ、あんた何やってんの!?確かに問題児とは言え変態仮面は一応人質なんだけど!?」

「はっ!!知ったことか!!確かにヴァンデモンに取り憑かれていたとしてもあの変態仮面の本心であることは確かだろうがよ!!」

京の叫びにデュナスモンXは構わずベリアルヴァンデモンを殴り飛ばす。

「一乗寺治さんが死んだらどうするの…?」

「いや、変態仮面の心配をする必要はほぼないと思うよヒカリちゃん。」

「え?どういうこと?」

あれだけ殴られたり、必殺技を叩き込まれているのに治の心配をしなくて良いと言うのは一体どういうことだろうか?

「どうやらあの一体化はオメガモンの合体やらアーマー進化と似たような物のようだね。多分ベリアルヴァンデモンを一体化出来ないくらいにボコボコにすれば一体化は解除されると思うから死ぬ心配はないよ」

「あ、そっかー」

ヒカリの心配に賢が自分の推測を説明することであっさりと納得させた。

光子郎もパソコンでベリアルヴァンデモンと治の一体化現象を調べたのか頷いた。

「はい、どうやらベリアルヴァンデモンを叩き潰せば自然に一体化は解除されるようですね。なら遠慮する必要性は全くないです」

「き、貴様ら悪魔か…っ」

「悪魔?…お前に言われたくないわー!!」

「『ぐはあ!?』」

デュナスモンXの回し蹴りが炸裂してベリアルヴァンデモンと治にダメージを与える。

「どうした?俺にはまだマグナモンへの進化が残っている。マグナモンは暗黒系に対して物凄く強力なデジモン。そして俺にはマグナモンの強化形態までが存在する!!お前に勝ち目なんて欠片も無いぞ…!!」

凶悪な笑みを浮かべるデュナスモンX。

禍々しいデュナスモンXの容姿も相俟ってどちらが悪の魔王なのか分からない状態になっている。

「くっ…ぐうう…化け物め…」

予想を遥かに上回る強さと治に対する冷たさに歯軋りするベリアルヴァンデモン。

「さあ、行くぜ!!今度はマグナモンだ!!」

「おう!!アーマーチェンジ、マグナモン!!」

「ぬおっ!?」

マグナモンに進化し、そのあまりの神々しい光にベリアルヴァンデモンが苦しむ。

「さあ、今度はあの時見せられなかったマグナモンのフルパワーを見せてやるぜ!!」

そしてマグナモンが閃光となってベリアルヴァンデモンに飛び掛かり、凄まじい衝撃がベリアルヴァンデモンを襲った。

「マグナムキック!!」

「ぐはあ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ