第71話
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も、お前も余にとっての大切な妹じゃ!だから、遠慮する必要はないぞ!』って、言ってくれて親しくしてもらっているとても寛容な義姉さんよ。」
「ハハ、リフィア殿下らしいな………しかし、ゲルドはゲルドでレン教官と同様――――いや、それ以上に難題だな。エリゼがいたら助かるんだが………ちなみに二人はここでどんな物を買うのか考えているんだ?」
「ちなみにレンちゃんは可愛い物好きで、いつもはブティックでプレゼントを選ぶんですけど……もう15歳って事を考えると、少し大人っぽい物もアリかなぁと。なので今日はあえて、ここで選んでみようと思いまして。」
「リフィア義姉さんは興味のあるものならなんでも好きだって言って部屋も見せてくれたんだけど……部屋には今まで旅をして気になって手に入れた物を飾ってあるって言っていたから、お土産とかも売っているここにしようかなと思ったの。」
「わかった――――それじゃあ考えてみるか。」
その後リィンは考えた末カウンターに来て二人にそれぞれの候補を伝えた。
「なら――――ティータは『東方銘茶』、ゲルドは『カゲマル人形』なんてどうだ?」
「東方のお茶――――その、すごくいいと思います!レンちゃんは紅茶好きなので、これなら必ず喜んでくれると思います。」
「そういえば”カゲマル”って、元々クロスベルの”ご当地マスコット”ってユウナが言っていたわよね……?うん――――私もすごくいいと思うわ。クロスベルに行ってきた何よりのお土産になるし、リフィア義姉さんの部屋にはぬいぐるみはなかったから、義姉さんも喜んでくれると思うわ。」
「はは、ならよかった。」
「すみません、それじゃあこちらを1ついただけますか?」
「私もこれを一つお願いします。」
「わはは、了解じゃ。」
「えっと、それじゃあ次は”カーネギー書房”に向かっていいでしょうか。」
「ああ、さっそく行こう。」
そして二人はリィンが選んだプレゼントを購入した後、今度は本屋に向かった。
〜カーネギー書房〜
「”カーネギー書房”か―――ここには本だけじゃなく遊具も置いてあるんだよな。それで、次はどんな人へのプレゼントを選ぶつもりなんだ?」
「はい、次はエステルお姉ちゃんとミントちゃんです。エステルお姉ちゃんは棒術と剣術をやっていて、釣りやスニーカー集めが趣味で―――いつも明るく元気でいっぱいの。ミントちゃんもエステルお姉ちゃんのように明るく元気で、卵料理が大好きで、外で遊ぶのが大好きな女性です。」
「はは、二人ともまさに本物の”親娘”のように二人揃ってアクティブで快活そうだものな。とりあえず、ティータの考えていることはわかってきたかな。アクティブな女性達だからこそ新鮮味を狙って
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