第71話
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の話を聞いてそれぞれ心当たりがあるティータと共にかつての出来事を思い返したリィンは懐かしそうな表情をした後、ゲルドにある事を訊ねた。
「ううん、私が元の世界を旅していた時はこんなにも暖かくて賑やかな未来を一度も見た事がないわ。―――だからこそ、私にとって”今”は本当に心から幸せな状況よ。”家族”やたくさんの友達ができて、どこにでもあるありふれた何気ない日常を過ごす平穏な日々は…………」
「ゲルドさん…………えへへ、その気持ち、わたしもわかります。クーデターや”異変”を経験してから、”日常”を過ごせる事が幸せな事である事を改めて自覚できましたし。」
「そうだな………ゲルドの”幸せ”が続くように、俺にできる限り力になるよ。生徒の学生生活をサポートするのが教官の務めでもあるしな。」
「あ、勿論わたしも力になりますよ!友達が困っていたら力を貸すことは当然なんですから!」
「二人とも……ありがとう。」
その後二人と別れたリィンは街を軽く見回った後宿舎へと戻って行った――――
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