暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica27次元世界最強の10代女子〜Sieglinde Eremiah〜
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ヴィアが前々から組んでくれていた空間シミュレーターは・・・っと」

ノーヴェが空間モニターとコンソールを展開してタタタっとタイピング。すると試合場の中央に「リング・・・!」が構築された。この前行ったドームにあった公式リングと同じデザインだ。みんなで「すごーい!」って歓声を上げていると、エルスさんも「自宅にリングて・・・」ってポカーン。

「外にはランニングコース、地下にはジムにプール・・・。さすがベルカ自治領の領主フライハイト家ですね・・・」

「じゃあ2人はリング中央へ。あたしも審判として一緒に上がる」

3人でリングに上がって中央に立つ。そして魔法がリング外へと洩れないようにするための半透明の結界が展開される。

「ライフは12000、クラッシュエミュレートあり。3分1ラウンドでの練習試合を開始する」

エルスさんと右拳をコツンと合わせて、お互いに構えを取る。ノーヴェがわたし達から距離を取って「レディー・・・」右腕を高らかに掲げた。そして「ファイト!」振り下ろされたと同時、わたしは足元に魔法陣を展開して、「ソニックシューター・・・!」の発射スフィアを展開。

(エルス選手はバインド魔法の使い手だ。捕まったら一気に削られる・・・!)

「アレスティングネット!」

エルスさんの周囲に赤く輝くミッド魔法陣が複数展開されて、そこから魔力の手錠を先端にしたチェーンバインドが、わたしに向かって伸びてきた。

「ファイア!」

先端の手錠目掛けて魔力弾を発射したんだけど、「いぃ!?」魔力弾がバインドの突撃力に負けてしまって掻き消されちゃった。速度を落とすことなく迫るバインドを、わたし自慢の目の良さで動きを見切りつつエルスさんの周囲を駆け回る。

「(魔力弾でダメなら・・・砲撃で!)ディバイン・・・」

ほんのちょっとだけど引き離せたバインドに注意しながら、エルス選手の頭上へと跳んで「バスター!」突き出した右拳から砲撃を放つ。エルスさんは「甘いですよ!」って、わたしを追わせてたバインド数本で盾を作りつつ、魔力爆発の影響範囲から逃れるために後退した。

(ここで・・・!)

宙で逆さま状態に居るわたしは足元に魔法陣を展開して、それを足場として蹴る。シャルさん達騎士がよく使う空中高速移動方法の1つだ。

「リボルバースパイク!!」

後退中のエルスさんへと打ち下ろしの右回し蹴りを繰り出すと、「ぐぅ・・・!」エルスさんは左腕を掲げての防御。タイミングは良かったのにきっちり防がれちゃった。でも即座にソニック「シューター!」の単発を至近で発射。

「きゃあ!」

エルスさんのお腹に直撃させることが出来た。エルスさんの背後に跳んで、着地と同時に魔力付加打撃「アクセルスマッシュ!」を繰り出す。単発だけとはい
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