ミーティング・フォー・ブルネイ・2
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早いっつー公算が奴の頭ん中にゃあるんだろうぜ」
俺の言葉にざわつく一同。黙らせる為に机をバン!と叩く。それで静まり返る室内。
「つまり、あのfoxは最初からワタシ達の戦力を時間稼ぎの為にアテにしてプランを練ってるんデスね?そして、その時間稼ぎは倒すつもりの全力でやらなくてはとても務まらない……でしょう?」
「そういうこった。ネームレベルを相手に手加減できるとは思えねぇ。奴等が到着する前に仕事を無くしてやる位のつもりで各自仕事に挑め……以上、解散!」
ザッ、と一同は敬礼で同意を示した。
作戦会議が終わった後の会議室。
「……大淀、気付いたか?」
「えぇ、リバースド・ナインの肩に留まった猛禽類……ですね?」
「あぁ。ありゃあ『ハクトウワシ』だ……奴の出自に絡んでいる物だとしたらーー」
「恐らくは。事実、壬生森提督にCIAのエージェントらしき人物が接触を図ったと報告があります」
「やれやれ、ウチの鎮守府はとことん彼の国とはご縁が深いらしいや」
思わず溜め息が漏れちまったぜ……
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