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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第44話 3大勢力のトップ襲来!戦いの終わり
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イッセー先輩を睨むグレイフィア様、そんなグレイフィア様に対して部長は凛としていながらも重苦しい雰囲気を出しながら静かにそう言いました。
「グレイフィア、イッセーはわたしを脅してなどいないわ。これはわたしが本心で言っているの」
「な、何を言っておられるのですか!このままでは魔王様はおろかグレモリー家、ひいては悪魔の勢力全てを敵に廻す可能性もございます!それを分かっていらっしゃるのですか?」
「ええ、分かっているわ。なんだったらグレモリーの名を捨ててもいい、それならお父様やお母様たちには迷惑をかけずにすむから」
「お、お嬢様……」
グレモリーの名を捨ててもいいと言った部長に、グレイフィア様は絶句してしまいました。
「リアス、君がそこまで言うとは思っていなかったよ。だが本気かい?そんなことをして後悔するのは君やその眷属だけだ。それでも訂正する気は無いと言うのかい?」
「はい、お兄様。私はイッセーにこれまで返しきれないほどの恩を貰いました、私自身や眷属を強くしてもらい時には守ってもらい更には沢山の発見や驚き、そして経験をさせてもらいました。今ではイッセーは大切な仲間だと言えるほど彼を信用しています。そんな彼を利用しようとしたり害をなそうとするのであれば……私はお兄様の敵になります。これは私だけではなく眷属全員の意思です」
私と朱乃先輩、祐斗先輩はイッセー先輩を守る様に前に出ました。それを見ていたサーゼクス様は目を閉じてクスッと小さな笑みを浮かべました。
「あの小さかったリアスが、僕にあそこまでハッキリとした啖呵を吐くなんてね。嬉しい様な悲しい様な……」
「お兄様、もう十分私達を試したのだから子芝居はここまでにしましょう」
「そうだね。グレイフィア、もうこちらに来てもいいよ」
「かしこまりました」
部長は魔王様ではなくお兄様とサーゼクス様に子芝居は止めようと言いました。最初はどういう事かと思っていましたが先ほどまで取り乱していたグレイフィア様はスッと落ち着いて魔王様の元に向かいます。
「ぶ、部長。これはどういう事なんですか?」
「お兄様は私達を試したのよ、イッセーとの友情をね」
な、なるほど……あの冷静沈着なグレイフィア様があんな風に取り乱すなんて変に思いましたが演技されていたんですね。
「すまなかったね、リアス。君達が赤龍帝である彼に力で屈服させられているんじゃないかと思いあんな子芝居をさせてもらったんだが、どうやら君達と彼との間には確かな友情と信頼が作られているようだ」
「満足していただけましたか、魔王様?」
「うん、少なくとも君たちが脅されて彼の傍にいるんじゃないって事は分かったよ。これでグレイフィアも安心しただろうしね」
「サ、サーゼクス
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