第06話 図書館ではお静かに 後編なの(高町なのは@5歳)
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悲しくて泣いたりなんかしてないの!」
「・・・そうか。」
見事な自爆であるがどこもおかしくはない。余計なツッコミを入れるような真似はせず、黙ってなのはの頭を撫でる高貴。
現在、彼のなのはを見る目は非常に優しいものとなっている。そう、まるでアホの子を見守るような、、、俗に言う生暖かい目線というやつである。
勿論なのはさんはそんなことには気付かず「ふにゃー」とかなんとか変な声と魔力光を漏らしてタレていた。駄目だこの主人公、早く何とかしないと・・・
「あの、なのはちゃんの体が光ってるのはなんでなん?」
駄目だこの主人公、早く何とかしないと・・・
「にゃっ?!
えっとね、あのね、これはね・・・あのね・・・
そう!コウくん、コウくんが知ってるの!!」
―なのはさん@ぽんこつモードの丸投げ攻撃!
―藤原君はテンパった!
本当に駄目だこの主人公、早く何とかしないと・・・
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そして話の舞台は図書館から八神家へと移る。
魔力光、リンカーコア、魔法などという物騒極まりない話題を図書館のような公共の場で採り上げるべきではない。
そんな極めて常識的な判断に基づき、場を改めることを藤原君が提案したのだ。藤原君、本日2度目のファインプレーである。
八神家を初訪問した2人と帰宅した1人、計3名の子は、はやての私室に集まっていた。
何故かなのはの服装が変わっていたりするが、紳士たるものそのような細かいことを気にしてはならない。
漏らしていたのは魔力光だけではないのかもしれない、その可能性を示唆するに止めておく。全国の紳士諸君にはそれだけで全てを解していただけるはずだ。
あえて言おう!情け容赦無く自己紹介を中断させ(怒鳴りつけ)たはやてのファインプレーであると!!
「それで?なんなん?あの光は。」
「あれは『気』と呼ばれるものだ。」
――八神家へ向かう最中にある程度の問答を想定していた高貴はここでさらりと嘘をついた。
「『気』って、ドラxンボールとかに出てくるあの『気』なんか?
んなアホな・・・って言いたいところやけど光の色からしてそんな感じやったなあ。」
「ああ、なのはの家に伝わっている武術の奥義の一つでな。何しろ奥義だから存在を秘匿することになってるんだ。八神が知らなかったのも無理はない。」
――とほぼ事実に近い、それ故に真実味のある理由を挙げ
「本来『気』は厳しい鍛錬の末に(一部の才能ある人間が)習得するものなんだが、なのはは小さい頃から言語に絶する滅茶苦茶な修行をしているからな。。。それこそ立てるようになった時から修行が始まってたんじゃな
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