第06話 図書館ではお静かに 後編なの(高町なのは@5歳)
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トを開始しようと・・・・・・
「うん。。。」
「(ブチッ)」
は、はやてさん?
「あの、なのh「しゃっきりせんかい!なんや、さっきからメソメソグズグズ!うちはそんなガキが一番嫌いや!!」
ふぇっ・・・ひぅう・・・・」
―はやての自己紹介中断攻撃!
―なのはは必死で涙をこらえている。
「(プルプル)なの、ヒック、なのは、、、たっ、たかまちなね、ぐずっ、たかまち、、えっぐ・・・・」
「(・・・あかん、やってもうた。。。)」
5歳児を2回も泣かせることになり、途方に暮れる6歳児。年上の威厳(笑)
実にカオスな状況である。事態はもはや、八神はやてには収拾不能であろう。
そんなカオス空間に颯爽と――タイミングを窺っていただけなのだが――騎兵隊が到着。
「――なのは。こいつの名前は高町なのはっていうんだ。なのはって名前で呼んでやってくれ。そうしてくれるとなのはも喜ぶ。」
もちろん登場したのは藤原高貴、その人である。なのはとはやての友情が成立する瞬間をハラハラしながら影で見守っていたのだが、自分のフォローが必要になったと判断し、即座に飛び出してきたのである。
そして登場するや否や、泣き虫の頭を撫でて落ち着かせつつ滞ってしまっていた自己紹介を完璧に――定番の「名前を呼んで」まで――代行してみせる三面六臂ぶり。
そのリリーフとしての見事な仕事には全国の野球ファンも関心することしきりであろうがどこもおかしくはないな。
「ぐすん、、、コ、コウくん・・・?」
「はいはい、藤原さんですよ。
それで?なのはと・・・そっちの、、、
おっと、まずははじめまして、だな。俺の名前は藤原高貴。まあ、藤原さんでもコウくんでも呼び名は適当でいい。」
「・・・うちは八神はやてや。呼び方は好きにして。」
「じゃあ、八神さんで「さんは付けなくてええ。」・・・なら八神だな。
それで八神?なのはと一体何があったんだ?まあ、二人が友達になったのはわかったんだが。」
「いや、特に何もなかったで?なのはちゃんと普通にお話して友達になっただけや。」
やや早口ですっとぼけた答えを返すはやて。6歳児が5歳児にきつく当たって2度も泣かせたなんて話は蒸し返したくないだろうから当然の振る舞いである。
しかしその答えでは、はやてが転生者ではないかと疑っている高貴を納得させられないのもまた事実である。
もっとも、そこで無理に反駁するような真似はせず穏当な手段ではやてへの疑念を晴らそうとするあたりが、なのはをして高貴を良識的と言わしめた由縁である。
「なのは、何があったんだ?」
「は、はやてちゃんの言ってることは本当なの。
お友達になれないって言われて
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