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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第85話:デーモン
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比べること自体がおかしいのだろうが、ディアボロモンのトリッキーな動きと理不尽とも言える戦闘力を経験したラジエルモンからすれば難無く捌ける。
「何ですって?碌に喋れない頭の足りない奴が偉そうに言うんじゃないわよ!!」
「喋れないんじゃない。ブイモンからの言葉…無駄口を言う奴は隙だらけで早死にすると忠告を受けたから無駄に喋らない。」
「まるで私が隙だらけみたいに言ってるみたいねえ!!」
「実際に隙だらけ…!!」
「ホーリーアロー!!」
「レインボーシャワー!!」
エンジェウーモンとピーコックモンの必殺技を背中から受けたレディーデビモンが吹っ飛ぶ。
「メイちゃん!!」
「ノウレッジストリーム!!」
両腕の魔方陣からエネルギー波を放出し、レディーデビモンに直撃させた。
「デ、デーモン様ああああ!!」
主の名を呼んで跡形もなく砕け散ったレディーデビモン。
芽心は被害が出る前に倒せたことに安堵し、京は消滅したレディーデビモンに顔を強張らせた。
「殺し…」
「芽心さん…京さん…大丈夫?」
「私は大丈夫です。ディアボロモンと戦ってこういう敵もいるんだって分かってましたし…メイちゃん…お疲れ様」
「メイ…」
「京さん…」
「………ごめん、私…頭がぐるぐる回って…何て言えばいいのか…」
「………」
デジモンの死に混乱している京。
芽心も少し揺らいでいるがディアボロモンとの戦いの経験があったのが幸いした。
「芽心さん……京さんは私に任せて、大輔君達の所をお願いします」
「…分かりました。行こうメイちゃん」
「うん」
ラジエルモンに捕まって芽心は大輔達の元に。
「ヒカリちゃん…」
「その気持ち…多分忘れちゃ駄目です。その優しさを失わないようにして京さん」
「…うん」
ヒカリの言葉に京は頷いた。
ヒカリはD-ターミナルでタケルにメールを送信するとタケルから了解の言葉を得た。
「少し休みましょう。多分京さんの今の状態じゃ戦えないわ」
「ごめん…本当にごめん…」
京は自分が迷惑をかけていることに気付いているのに全く言うことをきかない自分を情けないと思った。
そしてデジモンが現れた最後のポイントである東銀座では。
「ドラモンキラー!!」
「よっとっとっと!!」
ウォーグレイモンの怒涛の連続攻撃をかわす最後の暗黒デジモン、スカルサタモン。
「動きだけは素早い奴だな!!」
デュナスモンが力任せに殴りかかるが、大人しく殴られてはくれないようだ。
スカルサタモンはそれを容易くかわした。
「畜生…!!」
「速い…!!」
デュナスモンとウォ
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