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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第84話:変態仮面の暗躍
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?何だご馳走してくれんのか!?」
「新作のケーキだそうですよ」
「新作?食べる食べる!!」
「と言うか気合い入れて作りすぎて俺とブイモンだけじゃ食べきれないんです」
「いいぜ別に。タダより安い物は無いしな!!」
「苦労したからどんなクリスマスケーキより美味しいに決まってる…!!」
ヒカリの目付きが鋭いものになった。
それはまるで…。
「あれは捕食者の目だがん」
「おう、ヒカリが獲物を狙う獣の目つきになってる」
「ヒカリは食いしん坊になったねー」
「否定出来ないのが辛いわ…」
メイクーモン、ブイモン、アグモン、テイルモンが生暖かい目でヒカリを見つめる。
「ヒカリちゃん、そこまで気合い入れなくても…」
「タケル君には分からないわ。油断していたらブイモンの胃袋に取り込まれてしまうんだから」
タケルには分からない。
気を抜いた途端ブイモンの胃袋に全てが収まっていたと言う絶望など。
「ヒカリ、お前に俺の光速さについて来れるか?」
「負けないよブイモン」
「ヒカリちゃん、ブイモン。喧嘩すんなよ…それじゃあ行くか。」
ケーキを求めていざ前進。
残された面子も何かの癒しを求めてこの場を後にした。
おまけ
太一と芽心は早速ケーキを頂いていた訳だが、ヒカリとブイモンの戦いに生暖かい目で見つめていた。
「音速(おそ)い、音速いぞヒカリ!!その程度の速度では俺の光速さにはついて来れまい!!」
「くっ、ケーキは光速さだけじゃないわ!!如何に効率良く美味しい部分を食べるかが重要なのよ!!」
「抜かすか…ヒカリめ…!!」
「普通に食えよお前ら」
「仲良いですね本当に」
大輔が淹れてくれた珈琲を啜りながらブイモンとヒカリの激闘を見守るのであった。
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