暁 〜小説投稿サイト〜
デジモンアドベンチャー Miracle Light
第81話:クリスマス
[5/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
時間あるし、近くの喫茶店で何か奢る。俺からのクリスマスプレゼントだ」
「え?あ、ありがとうございます」
ヤマトの番が来るまで時間があるわけだし喫茶店で時間を潰すことにしたのであった。
「本当にプレゼント、サンキューな。芽心…あのさ、お前さえ良かったらこれからもずっと、よろしくな!!」
「………はい!!」
その言葉の意味を察した芽心は一瞬、目を見開いたものの、次の瞬間には嬉しそうに頷いた。
少し顔を赤くした2人は喫茶店に入っていく。
太一と芽心達が青春を謳歌している一方で、大輔達のいる一乗寺家では。
「…なあ、クリスマスパーティーってこんな静かにやるもんだったか?」
「…違うと思う」
静かすぎる。
あまりにも静かだ。
大輔も一乗寺家でクリスマスパーティーと言うのは無茶だったかと後悔した。
すると気を紛らわせるのに一役買っていたジュースが切れた。
【……………ジャンケンポン】
京が敗北し、近くのコンビニでジュースを買うことに。
「ねえあなた?賢ちゃんを田町小学校に戻しましょう?あそこの方がきっと賢ちゃんのためになるし」
「そうだな、お台場小学校も悪くないが、田町小学校の方がきっと賢にとっていいだろう。きっと治のように立派になってくれるはずだ。」
それを聞いた京は思わず声を出そうとしたが堪えた。
ここで問題を起こせばあの2人が本格的にやらかしそうで。
コンビニに行き、ジュースを買うとD-ターミナルに芽心からメールが来ていた。
「芽心さんから私に?珍しいわね…」
メールを読むと京は顔色を変えて一乗寺家に戻る。
「みんな、芽心さんからメールよ!!」
「ああ、俺達のとこにも来たよ。ヤマトさんがライブコンテストをしている会場にデジモンが現れたらしい…ダークタワーが建っているってこともな」
「原因は言うまでもなくあいつだ。どこまで引っ掻き回せば気が済むんだ…」
大輔と賢がD-ターミナルを見つめながら呟く。
「言っても仕方ないよ。それより今は早く会場に向かおう!!」
「ええ、お兄ちゃん達にもあのデジメンタルがあるからやられたりはしないだろうけど万が一と言うのもあるしね」
タケルやヒカリも立ち上がってライブコンテストが行われている会場に向かおうとする。
「何処へ行くの?こんな時間に」
「少し用が出来ただけだよ」
「こんな時間に外出なんて駄目よ?治ちゃんはこんな時間の外出なんかしなかったわよ。お兄ちゃんのようにならないと」
「そうだぞ賢。治はこんな時間は何時も勉強をしていたんだ。兄さんを見習いなさい。」
賢の両親は心配するように言っているように見えるが、この2人の目を見れば分か
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ