暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2244話
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、それとダラニ最強の武器たる自爆もあるから、3種類か。
 発射されたミサイルは、当然ながらミノフスキー粒子散布下である以上、誘導性能の類は期待出来ず、あっさりとセイバーフィッシュに回避されてしまう。

「けど、甘い」

 敵の攻撃を回避したと思って安心した場所に、マシンガンを撃ち込む。
 先程と同様に、翼に命中した2機のセイバーフィッシュはそのまま戦域を離脱していき……俺の方に向かってきてるのは残り1機。
 そう思った瞬間、最後の1機はこちらが銃口を向けようとした瞬間、急速に戦場を離脱していく……って、おい。それって敵前逃亡って言わないか?
 いや、俺としては助かるんだが、タカ派が率いてる軍隊でそれは不味いような気がするんだが。
 俺が心配する事じゃないけど、あのセイバーフィッシュのパイロット、母艦に戻った時に銃殺とかならないといいな。
 そんな風に思いながら周囲の様子を確認すると、ジャンは2機のセイバーフィッシュを片付けており、クスコは……3機のセイバーフィッシュを片付けていた。
 クスコはニュータイプ能力のおかげか?
 今回偶然ジャンよりも早く敵を撃破したのか、それともこの短時間でクスコの技量がジャンを上回ったのか。
 そのどちらなのかは正直なところ分からないが、それでもこうして素早く敵を撃破出来たのは、良かっただろう。
 ……あ、マリオンの狙撃でジャンと戦っていたセイバーフィッシュの翼が貫かれた。
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