機動戦士ガンダム
2244話
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ると1から……いや、研究データがある以上、3くらいからのスタートとなるが、マリオンやクスコ、セイラ用にニュータイプ対応機器を用意するのは、結構大変そうになりそうだ。
この独立戦争がいつまで続くか分からない以上、下手をすれば戦争が終わった後でニュータイプ用の機器が完成するという事も有り得るのだから。
ただ……そうだな。そうやって全員で1つの難題に取り組むとなると、自然と全員が協力して事に当たるという形になる以上、一致団結するという意味ではいいかもしれない。
技術者や研究者ってのは、大体難問にぶち当たると意地でもそれをどうにかしたくなり、今まで敵対していた相手とも協力するようになる。
正確には、敵対した相手は嫌いなままだが、それ以上に難問をどうにか出来ない方が嫌だ……というのが正しい。
勿論全員がそういう風になる訳じゃないから、絶対にとは言えないが。
それでも、今までの経験から言うとそんな感じなのは間違いなかった。
「っと」
そんな風に考えていると、向こうも新たに接近してくる敵に気が付いたのだろう。
12機のセイバーフィッシュがこちらに向かってやってくるのが見えた。
12機ということは、俺達1機ずつに対してセイバーフィッシュ4機で仕掛けるという計算か。
まぁ、ジオン軍のザクが相手ならそれでもいいんだろうが……
「こっちを、ちょっと舐めすぎだろ!」
そう言いながら、マシンガン……ザクマシンガンではなく、ヅダ用に開発されたマシンガンの銃口をセイバーフィッシュに向ける。
ちなみに、当然の話だがR2型を受け取った時に一応武器も一緒に貰ってきた。貰ってきたのだが……R2型の武器は基本的にF型の物をそのまま流用してるので、その武器は今までジオン軍の基地から盗んだり、ルナ・ジオンに合流してきた連中が持ってきたりしていた事もあって、結構な量があるんだよな。
そんな訳で、R2型を多少弄ってルナ・ジオン軍の武器を使えるように改修したのがこの機体となる。
そうして放たれたマシンガンは、こちらに向かってきていたセイバーフィッシュの翼に命中し、そのまま戦場を離れていく。
ステータスを確認するが、撃墜数は増えていないので、パイロットは生きてるだろう。
……宇宙空間で自分の乗っている機体が動かなくなって、最終的に酸欠で死んだりとかなる可能性もあるが……あのセイバーフィッシュは被弾したものの、母艦のいる方に向かっているので恐らく大丈夫だろう。
続いて、ダラニのミサイルを発射する。
ちなみに、ダラニには本来ビーム砲もあるのだが、UC世界においてはまだ軍艦とかのサイズでなければビームは使えないので、基本的に使えないようにしており……ダラニで使える武器は、バルカンとミサイルの2種類のみとなっていた。
ああ
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