第十二幕その一
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第十二幕 育っていく国
アン達は夕方までエリカと一緒に彼女の国にいましたが一旦ドロシーの魔法で一瞬でエメラルドの都に戻りました。
そしてそこでオズマと晩御飯を食べつつエリカのことそして奥の状況をお話しました、するとでした。
全部聞き終えてからです、オズマはこう言いました。
「いい感じね」
「オズマはそう思うのね」
「ええ、そう思ったわ」
オズマはこうドロシーに答えました。
「聞いていて」
「そうなのね」
「渡井が思っていた以上にね」
「いい感じっていうのね」
「ええ、そう思っているわ」
実際にというのです。
「これはね」
「そうね、どうもね」
「エリカはそうした才能があったのかしら」
「国家元首のね」
「そうなのかしら」
「そうかもね、というかね」
ドロシーは晩御飯のメニューの一つ野菜スティックを食べつつオズマにお話しました、棒に切られた人参も美味しいです。
「エリカはずっと考えていたらしいから」
「このエメラルドの都を見て」
「ええ、猫が一番住みやすい形はってね」
「それでふと国を築こうと思いついたけれど」
「そうして考えていっていたことがね」
まさにそのことがというのです。
「実現したから」
「これまでのことが蓄積されていたのね」
「それでみたいよ」
「そういうことね、そういえばエリカもね」
オズマは考える顔になって言いました。
「オズの国に来てかなり長いわね」
「私のすぐ後位だから」
「だからね」
「その間よく考えていたから」
猫が一番墨やすい国はどういった感じかということをです。
「だからね」
「ああしてなのね」
「猫が一番住みやすい感じの国になって」
そしてというのです。
「治めていけるのよ」
「そういうことね」
「これまでの蓄積は大事ってことね」
ここでこう言ったのはアンでした。
「国を築いてやっていくことも」
「そうね、本当に」
「私もこのことがわかったわ」
言いつつです、アンはラムチョップを食べました。今日のメニューはとても大きなこのお料理なのです。
「今回のことでね」
「そうなのね、貴女も」
「ええ、勉強したり考えたり」
「そうしていったら」
「ここぞっていう時に生きるのね」
「あっ、努力はね」
オズマはそう考えました、その蓄積は何かということを。
「それはね」
「生きていくわよね」
「そういうことね」
「そう、蓄積は努力ね」
「努力は本当にね」
まあにというのです。
「生きるわ」
「そうよね、何かと」
「サッカーも練習をしないと」
カルロスはこう考えました、スポーツ大好きな彼らしく。
「駄目だしね」
「そうそう、勉強はするだけよくなるよ」
神
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