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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第75話:ドラゴンコライダー
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、錐揉み回転しながら吹き飛んでいった。
そしてようやく治の元に辿り着いた賢達は治を包囲する。
「さあ、お前も今度こそ終わりだ」
「終わり?愚弟如きが偉そうに」
「何が愚弟よ!!賢君の方があんたより何千倍も良い人よ!!あんたは最低!!あんなデジモンを作って町を滅茶苦茶にして…何も思わないの!?」
「別に?僕はこの世界を浄化しようとしているだけだよ。僕という優れた存在がいながら君達のような凡人を選ぶような愚かな世界や溢れかえった屑データなど一度綺麗に掃除した方がいいに決まってる。」
「最低だ!!天才少年だか何だか知らないけど、あんたは人として大切なことを分かってない!!あんたは人間の恥だ!!」
「やれやれ、また凡人お得意の天才の拒絶かい?いい加減聞き飽きたよ」
「そうか、ならその腐りきった耳を塞いであげるよ。デジメンタルアップ」
「ワームモンアーマー進化、プッチーモン!!ハートナービーム!!」
指から光線を放って治を気絶させようとするが、額に直撃を受けた治の頭部が粒子となって消えた。
「…やられた!!あいつはここにはいない!!」
「偽物だったなんて…ムキィイイイイ!!」
「卑怯者!!」
偽物と言うことは本物は既にここにはいないということか。
何処までも人を見下したような治に京は怒り心頭だ。
「だったら、もうこの基地にいても無駄か」
「むむむ…あ、そうだわ」
「「?」」
「ここってあいつの本拠地よね。だったらあれがあるはずだわ!!」
京は部屋を勢い良く飛び出した。
「…あれって何だろうね伊織君?」
「…さあ?」
互いに見合いながら疑問符を浮かべる賢と伊織であった。
一方、デュナスモンとキメラモンの戦いも終わりが近付いていた。圧倒的なパワーによる連続攻撃。
ただの打撃攻撃でキメラモンの全ての腕を粉砕し、兜の角がへし折れていた。
「そろそろ終わりだ!!ドラゴンズロア!!」
両手から放ったエネルギー弾がキメラモンに向かって放たれた。
それはキメラモンに炸裂して基地の外壁に激突させると京達とヒカリ達が基地から飛び出してきた。
「デュナスモーン!!あの変態仮面はこの基地にはいなかったわ!!」
「は?何だって?」
「いたのは偽物。本物の変態仮面はとっくの昔に別の場所のようだ」
「あの変態仮面め…!本当に腹が立つ奴だ。こうなったら憂さ晴らしに、あの基地を塵一つ残さず消し去ってやるぜ!!」
デュナスモンはキメラモンが向かって来るのも構わず、全身からオーラによる無数の飛竜を出現させ、対象の周りを覆った。
「ドラゴンコライダー!!」
一気にそれを一点に集中させ巨大な温度爆発を
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