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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
13:良薬口にデカし
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チャーで伝え、何事も無かったように戻る。
今の戦闘で手に入れた“赤の旅の扉”を青の旅の扉の横に設置する。
すると
ジジイ
(
ゲンローワ
)
に見つかった。
「おお、その旅の扉は如何したのじゃ?」
「拾った」
説明が面倒臭ーから適当な事を言う。
「も、もしや……敵が攻めてきてたのか!?」
「……………」
終わった事をゴチャゴチャ煩いな。
「な、何だって……敵が攻めてきてたのかいリュカ!?」
「おお、それは誠ですかリュカ様!?」
あぁもう……ジジイが騒ぐから皆騒ぎ出しちゃったじゃないか。
「怪我をしてはおりませんかリュカ様?」
「そうだよリュカ。貴方に怪我をされたら私達が困るよ」
エルとケーシーが俺の身体をベタベタ触って怪我の有無を確かめる。
「だ、大丈夫だよぉ」
身体に触るのは俺の役目なのにね。
今回は逆になっちゃった。
そんな俺と美女達の遣り取りを物陰から
アホリン
(
ノリン
)
が覗いてる。
俺の視線に気付いたエルとケーシーも
アホリン
(
ノリン
)
の方へ目を向けた……が、あからさまに表情を崩し俺の方に向き直った。
「おおリュカ様……新たなる土地に行けるようになりました事ですし、また病に苦しむ人が居ましたらお連れ下さい」
「う、うん。わ、分かった……見付けたらね……」
男なら見付けなかった事にしよう。
「リュカ。私からもお願いがあるんだ!」
「な、何……ケーシー。何でも言って」
キスするかの勢いで顔を近づけ依頼してくるケーシー。依頼を完遂したら、また部屋の防音性を確かめないとね。
「造ってもらった水場なんだけどね……」
「? 何か不備でもあった」
狭かったかな?
「ううん……水を浄化して綺麗にする装置を作って貰えないかな?」
「水を浄化する装置? そんなに水が汚い?」
まぁ色々と濾過をした水の方が綺麗だろうけど、今のままでも問題無いはず。
「うん……あそこは皆の水飲み場のハズなんだけど、とあるアホが顔を直接洗ってるんだ! 桶とかに水をくんで洗えば良いのに、直接手を付けて顔を洗って、汚れた水をそのまま水飲み場に流してるんだ。まぁ誰とは言わないけども何処かのアホがね……」
「わ、分かった……考えておくよ」
俺は誰だか判らない何処かのアホを思い
アホリン
(
ノリン
)
に目を向ける。
物陰で泣きながら「酷い……」と言っている
アホリン
(
ノリン
)
。
(リムルダール・旅の扉赤地方)
旅の扉を抜けると、そこは湿地帯。
小高い崖に囲まれて浅い水辺が続いている。
周囲には大きな蟹が徘徊……美味しそう。
早速乱獲!
赤い“軍隊蟹”も緑の“地獄のハサミ”も、どちらも美味しそうな“蟹の爪”を落としてくれる。
ありがたく収集しつつ、大きな葉っぱの陰に隠
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