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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第71話:メモリアル
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の発言に全員が噴き出した。
「ちょ!?テイルモン!!それじゃあ私が食いしん坊みたいじゃない!!」
とんでもない出任せに顔を真っ赤にして怒るヒカリ。
「え?違うのか!?」
「ブイモン!?」
信じたらしいブイモンにヒカリはショックを受けた。
「パンケーキのお代わりは要らんかね〜?」
「欲しい!!」
ハニービーモンにすぐさま飛び付くヒカリ。
それがテイルモンのコンビニスイーツ制覇計画の出任せに真実味を負わせていることにヒカリは気付いてるのだろうか?
太一が微妙な表情を浮かべながらパンケーキを頬張っているヒカリを見つめていた。
そして2日後、この日はテイルモンの友人のウィザーモンが亡くなった日であるため、大輔が3年前に使用していた奇跡のデジメンタルが安置されている神殿に向かう。
「な、何か凄い威圧感」
「近付くのが少し怖いですね…」
京と伊織は神殿から放たれる神聖とも言える圧倒的な威圧感に気圧されていた。
「あれだ。あれが3年前に俺達を助けてくれたヒーローの魂が入った奇跡のデジメンタルだ」
神々しい黄金の輝き。
金色という、見ようによっては成金趣味的な色であるにも関わらず、奇跡のデジメンタルからは汚らしさを一切感じさせない。
それどころか神々しく、美しい輝きを放っていた。
「ウィザーモン…」
ウィザーモンと深い関わりを持つテイルモンを先頭に、テイルモン程ではないにしろウィザーモンに救われた大輔とヒカリ、ブイモンが花束を置いた。
「ウィザーモン…」
「お前のおかげでデジタルワールドは救われたのにまた危機が起きてる。皮肉なことに大輔達と同じ人間の子供の手でな。まあ、安心しろよ。俺達がボコボコにして叩き出してやるから」
ブイモンが奇跡のデジメンタルの中で眠るウィザーモンにそう告げると踵を返した。
テイルモンもいくつか言葉を投げかけた後一礼して踵を返す。
その時、テイルモンは頭に暖かい温もりを感じて振り返ったが、そこには奇跡のデジメンタルしかない。
しかしテイルモンは微笑んで前に進んだ。
更に翌日、ゲンナイから通信が入った。
「久しぶりじゃのう」
「おー、爺さん生きてたか。死んでなくて何より…チッ」
「ブイモン、今お主舌打ちしたじゃろ?まあよい。お主達にプレゼントをやろうと思ってのう」
【プレゼント?】
ゲンナイの言葉に全員が疑問符を浮かべた。
「プレゼントはデジメンタルじゃよ。奇跡のデジメンタルが2つ。運命のデジメンタルが1つ」
「運命のデジメンタル…もしかして奇跡の対か?」
「正解じゃ、新たな選ばれし子供達のパートナーデジモンは古代種の因子を強く持っとるから完全体
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