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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第71話:メモリアル
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な」
伊織に説明するとヒカリが挙手してきた。
「そう言えば大輔君。手作りお菓子の制限は?」
「手作りならいくらでもOK」
「わーい」
「ヒカリちゃん、お菓子は程々にしないと体に毒だよ?」
「う、うう…と、とにかく!!明日に備えて早く帰りましょう!!」
賢の注意にヒカリは思わず呻くが、すぐに持ち直して明日に備えて帰ろうと進言。
「逃げたね」
「うう!?」
ワームモンの冷たい言葉がヒカリの心臓を射抜いた。
「まあ、とにかく明日に備えて帰るのには賛成だ。今日はこれにて解散だ」
【了解!!】
そして翌日、選ばれし子供達がデジタルワールドと繋がった日、8月1日。
全員集まって、及川宅からデジタルワールドに向かい、ハニービーモンの喫茶店でアイス珈琲を飲みながら会話を弾ませた。
「そして俺は光が丘テロの後、お台場に引っ越そうとした大輔の家のパソコンから飛び出して、大輔の家で過ごし始めたわけだ」
「あの時は一番最初の幼年期のチコモンだったけどな、懐かしい」
「前にもその話を聞いたけど、その時パニックにならなかったのか?」
「いいや全然?大輔の家族は事情を話せば普通に居候OKしてくれたぞ?」
「大輔、お前の家族って凄えな」
太一の疑問にブイモンが答えると、太一は大輔の両親の順応性の高さに恐れ入った。
「そして大輔がお台場小学校に入学して、それから数週間後にヒカリとエンカウントしちまった!!」
「あの時のブイモンはチビモンでコロモンのことを思い出したな〜」
「更に更に更に!!その日を境に俺達は現実世界で起きた様々な問題に立ち向かっていったんだー!!」
ヒカリが当時のことを思い出してのほほんとして、ブイモンは何故か徐々にテンションを上げていった。
「あんたテンション高いわよ…」
眉間に皺を寄せているテイルモンを見てブイモンは嘲笑を浮かべる。
「んん?俺が当時ヒカリと一緒に困難にぶち当たったのが悔しいのか?」
「………………」
「だろうなー、俺はヒカリと長い付き合いでヒカリのことはお前以上に分かっているつもりだ。お前は俺が知らないことを知ってるのか?」
「な…ば、馬鹿にしないでよね!!わ、私だって…!!」
「じゃあ、言ってみろよ?」
「うぐ…」
ニヤニヤと笑いながらテイルモンに促すブイモン。
実はヒカリのことに関してはブイモンの方がヒカリを理解している。
悔しさのあまりに歯軋りするテイルモン。
「何だ、口だけか。所詮お前はその程度なのだ」
「馬鹿にするんじゃないわよ!!そ、その…そう…ヒカリのコンビニスイーツ制覇計画!!」
【ぶふう!!】
テイルモン
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