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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第70話:誠実
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出来ませんよ!?」
ヒカリや賢からも自分の罪にされて伊織は叫ぶ。
「と言う訳で罪を償ってこい。お前のために犠牲になったタケルのためにも…!!」
「だからやったのはブイモンとテイルモン…」
最後まで言わせずにポッドの中に放り込む大輔はポッドの扉を閉める。
「伊織君、あっちに戻ったらこの事を丈さんに伝えてね。この状況から私達を助けられるとしたら、イッカクモンしかいないから!!」
「デジメンタルは僕達が探しておくから君は罪を償ってくるんだ。」
「伊織を信じとるだぎゃ!きっと罪を償ってくると…」
「アルマジモンまで僕に!?もう、誰も信じられない…と言うより、ここから出せー!!」
「その程度の抵抗で俺達を止めることは出来ん、発射」
メガシードラモンが向こうに行ったのを見計らってブイモンがポッドを起動。
あっという間にポッドの外が海水で満たされ、伊織の姿は泡の向こうに見えなくなってしまった。
「………少しいじめ過ぎたな」
「うん、反省しなきゃだね」
大輔とヒカリの呟きが妙に響き渡った。
「反省もいいけど、僕達は僕達でデジメンタルを探さないといけないよ」
【あ、忘れてた】
当初の目的をすっかり忘れていた一同は互いに笑い合った後、デジメンタルを探し始めた。
「それにしても残ってるデジメンタルって…」
「誠実だな。またの名を水のデジメンタル。水属性…水中戦に特化したデジモンにアーマー進化させるデジメンタルだったな。」
ヒカリの疑問にブイモンが答える。
他にもメタル属性2種類があるがあの2つは希少な物だから除外だ。
そう言えば奇跡を冠したメタルのデジメンタルと同じ力を持ったメタルのデジメンタルはどういう名前になっているのだろうか?
「ブイモン?」
「ん?何だハツカネズミモン?」
「あんたは…こんな状況でなければぶっ飛ばしてやるとこだけど。今回だけは許してあげるわ…それで、何を考えてんのよ?」
「何って…メタル属性のデジメンタルさ。奇跡のデジメンタルの対になるあのデジメンタルは一体どうなってんのかなって」
「メタル属性のデジメンタルって2つあるの?」
「ああ、1つは言うまでもなくマグナモンに進化する奇跡のデジメンタル。もう1つのメタル属性のデジメンタルは俺が普通の進化をすることで到達する代表成熟期デジモンの亜種デジモンなんだ。」
「ブイモンの成熟期って?」
ダメージから復活したタケルが尋ねてくる。
ブイモンと会ってから大分経つけれど初期化された時期も含めて普通の進化の兆しが全く見えてこないブイモン。
そのブイモンの成熟期と言われれば興味が湧くのも当然だろう。
「うーん、奇跡じゃないメ
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