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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
10話
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指揮官として器が少々低いといわざる得ない中。

「黙っていろ、テオドール中尉まだ残弾は残っているだろうそれが無くなったら泣き言をいえ」

これはある意味暴論に近いがグレーテルにしてみればここでがんばらないと存在感を出さなければという焦りがあった



そこを戦場の死神は見抜いてしまうそう突撃級のBETAが20体も一機にグレーテル機に襲いかかってきた。

「しまった!!!!」


だがグレーテル機が突撃級によって突撃されて爆発するはずが


ドドド ドドド ドドド ブシャツーー



「グレーテル中尉、貴殿はなにを考えている、すでに撤退命令は出されているぞもうこのあたりに我々しか残っていないぞ」


そう別の所で戦っていた第666中隊の1小隊を率いていた「アイリスディーナ率いる隊長達と他の国の戦術機がわざわざ助けに来てくれたのだ。


「貴方は馬鹿なの? 戦場は簡単に移動する生き物のようなものですよ、それをこの場にとどまり続ける貴方の指揮の為に私達はある程度犠牲を出したんです」



そう西ドイツの戦術機やアメリカの戦術機など含めた50機の支援砲撃によってなんとかこの窮地をグレーテルは脱することが出来た


こうして国連軍や他の軍隊に迷惑をかけたが無事に撤退を果たした瞬間にその場所にも普通に流弾のあめあられが大量に降ってきて


この戦場を完全に支配したのは人類側であった。


これを衛星軌道上のベクトラの艦橋から地上の戦闘の映像など、ブライト達は確認していた。

この時地球上の衛星軌道上に集まっていた火星軍の艦艇はベクトラを中心におおよそ戦艦だけで。

300隻が集まっていたが、ハイヴを一つ落とす程度の勢力といえば、これでもギリギリなのだ。
そしてその中に一番異形な形をした、モビルアーマーアプサラスVの姿が存在していたのだ。


これはGジェネシステムによって1年戦争時に作られたアプサラスVではあったが。

ジェルレーター出力をZZガンダムの出力動力を2つ装備した上で、ミノスキークラフトも最新型に換装
さらには、大型メガ粒子砲も大出力のハイメガ砲に換装を行ったり、大気圏突入用と防御用としてビームシールド発生装置などを付けた最新型に生まれ変わっていた。

このパイロットにはアイナ・サハリンと部隊指揮官としてシロー・アマダの二人が載って状況によってはハイヴの上層部を完全に破壊する砲撃用のモビルアーマーとして活躍が期待されているのだ。

「アイナ、大丈夫か、宇宙世紀では」

「大丈夫です、シローそれに今回のこのアプサラスVはBETA大戦限定に使われる兵器です、それに人類を天災としてしか見てない機械兵器に相手には問答無用でこの引き金を打てます」
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