第70話
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、そそそそそ、それって、どう考えても”アレ”の事だよね……!?」
「は、はわわわわわわっ!?」
ミュゼの答えにその場にいる多くの者達が表情を引き攣らせている中ユウナとサンディ、ティータはそれぞれ顔を真っ赤にして混乱していた。
「やっぱり、そういう類の質問でしたか……」
「もう、この娘ったら………」
「ミル―――ミュゼ!いくらこの場には女性達しかいないとはいえ、お姉様と皇女殿下にそんなことを聞くなんて失礼よ!」
一方エリゼとアルフィンはそれぞれ呆れた表情で溜息を吐き、リーゼアリアは頬を赤らめてミュゼに注意した。
「そうでしょうか?もしお二人もそうですが、セレーネ教官達のお腹に教官との”愛の証”が宿っていたら、姫様達は今の仕事に支障が出るのですから、いつも姫様達にお世話をしてもらっている私達にとっても他人事ではないのですから、それを聞く権利くらいはあるかと思うのですが♪」
「いや、それとこれとは別問題じゃないか………」
「全くですわ……第一わたくしを含めたエリゼ達との結婚式もまだだし、今のわたくし達はお兄様の頼みとメンフィル帝国の指示によって今の仕事に就いているのだから、その仕事に支障が出ないためにも第U分校に来てからも避妊処置はいつもしている―――――あ。」
「アルフィン………」
「盛大な自爆発言ですね。というかやはり、第U分校に来てからも”していた”のですか。」
「そ、それよりも今の皇女殿下の発言から判断すると、リィン教官と皇女殿下達は私達が生活しているこの宿舎でも、だ、だだだだ、”男女の営み”を……!」
「その割には教官達に割り当てられている部屋から、そういった”行為”の声が聞こえてきたという話や教官達に用があって、教官達の部屋を訊ねた人達がその場面を偶然見てしまったという話を聞いたことがないわよね……?」
「きっと、私達が寝静まった頃にしているんじゃないかな〜?」
「例えそうだとしても、今まで誰にも気づかれていない事には違和感を感じますね。特に分校長もそうですが私達と違い、同じ階層で住んでいる教官陣が誰も気づいていないなんて事はないと思いますし。」
「3人とも気にする所が間違っているわよ……」
ミュゼの暴論にレオノーラが呆れている中、呆れた表情で溜息を吐きながら答えたアルフィンだったがすぐに自分がとんでもない発言をしたことに気づくと呆けた声を出し、アルフィンの発言を聞いたエリゼは疲れた表情で頭を抱え、アルティナはジト目で呟き、タチアナは顔を真っ赤にしながらも興味津々な様子でアルフィンとエリゼを見つめ、首を傾げて呟いたゲルドとルイゼ、冷静な様子で呟いたマヤの疑問を聞いたヴァレリーは呆れた表情で指摘した。
「わたくしとした
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